JRAM / 一般社団法人 日本ロープアクセス工法研究会

設立目的

日本ロープアクセス工法研究会は、
ロープアクセス技術の発展的、且つ安全な利活用の普及によって
老朽化する社会資本の健全化・長寿命化に寄与することを目的とし設立しました。

背景

社会資本の老朽化対策に

国土交通省は社会資本(インフラ)のメンテナンス、老朽化対策を強化するために、平成26年7月1日「定期点検に関する省令」を施行しました。これによりトンネルや橋梁などの5年に1回の点検が義務化されました。点検は近接目視により行うことが基本となり、必要に応じて触診や打音等の非破壊検査を併用することになりました。従って従来の様な望遠目視は認められません。

ロープアクセス技術はこんなところで活用されています/橋梁の点検・調査・診断/法面や急傾斜地の点検・調査/構造物調査風力発電等の点検/コア採取、非破壊検査/補修工事等

活動内容

  1. ロープアクセス技術者、並びに事業に携わる認定資格者の育成
  2. 前号に関する講習会の開催と資格の発行資格証発行
  3. ロープアクセスによるインフラ保全事業の普及、及び広報活動
  4. ロープアクセス技術の安全性向上につながる技術、及び器具の研究開発
  5. その他、前各号の掲げる事業に附帯、及び関連する事業

技術顧問 兼 講師プロフィール

関 治Osamu Seki

ロープテックジャパン

これまで、ロープテクニックで重力を操り、様々な場所で普通では目にすることのできない景色を見てきました。洞窟探検と土木現場で練り上げたロープテクニックをお伝えいたします。

平成4年~平成11年 高知大学学術探検部に所属。
部長として洞窟探検を主な活動とする。
日本全国の鍾乳洞を探検し、マレーシア、中国に洞窟調査遠征を行う。
この間、縦穴洞窟でのロープ技術(シングルロープテクニック)およびロープレスキュー技術を体得する。
平成11年~平成25年 日本全国の土木建設現場においてロープ技術(シングルロープテクニック)を応用して垂直岩壁面での地質調査を専門とする。
この間、各地の大岩壁(黒部鐘釣岩、帝釈太郎岩など)・巨大ダム(黒部ダム、田子倉ダムなど)・長大橋(瀬戸大橋・猪名川大橋)などで業務に従事する。
平成25年 ロープテックジャパンを起業。
平成25年〜 ロープアクセス技術の普及活動や講習会の講師として活躍。全国各地400人以上の技術者の育成・指導を行っている。

講師プロフィール

本田 真一朗Shinichiro Honda

株式会社アースシフト 勤務
インフラ保全事業部設立に伴いロープアクセスの技術を取り入れ、現在ではチームリーダとして日本全国の橋梁点検の業務に携わる。

全国の橋梁・法面での現場で最前線で活躍しています。

有資格者 道路橋点検士
1級土木施工管理技士
メッセージ ロープアクセス技術の認知度もあがり、最近ではこの技術を学びたいと言ってくれる方も増えてきています。
最新の技術の取り入れ、技術の向上、安全で安心できる橋梁点検をご提供できるように心がけています。
ロープアクセス技術は様々な現場で活躍します。活用方法や技術的なお悩みなどを一緒に解決しませんか?<メールでのお問い合わせはこちら>